新宿インシデント [映画]


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ジャッキー・チェンがアクションを封印した作品を観に行きました。
アクションを封印したと言っても、ヤクザが暴れたりする映画なので、
むしろバイオレンス度は今迄のジャッキー作品の中でも高い方かも?

東銀座の歌舞伎座の近くにある劇場に行ったのですが、
天気が悪かったせいか、日曜日だったのに客は5~6人くらい(苦笑)
空いているのは良いんですけど、あの映画館が潰れたら困ります…。

1990年代に中国からの密航者が社会問題になっていましたが、
彼等をモデルにしたような作品で、中国人の犯罪が沢山描かれています。
その為、中国本土での上映は当局の指示で禁止されてしまったんですよね。

弟のダニエル・ウーが住む日本へ密入国してきたジャッキー。
ダニエルの仲間たちと親しくなり、一緒に暮らすようになります。
ひょんな事から、暴力団の幹部である加藤雅也と知り合いに。
そして、彼の奥さんが、ジャッキーの幼馴染で恋人でもあった
シュー・ジンレイである事を知ります。

日本で経済的に成功したいジャッキーは、
加藤雅也から 倉田保昭と峰岸徹の暗殺を依頼されます。
悪の世界にドップリと浸かってしまったジャッキーですが、
実は弟のダニエルや、仲間たちの方が悪質に変化していく!
といった感じの内容でした。

シュー・ジンレイは和服が異様に似合っていました。
ファン・ビンビンはメチャクチャ綺麗だし、日本語の発音も上手い!
加藤雅也は、金城武級に格好良かったです!
竹中直人は、どんな役でも良い味を出しますね。

そんな中、印象的だったのはダニエル・ウー。
彼の堕ちていく様は極端ではありましたが、印象的でした。

全体としては楽しめたのですが、後半、暗いシーンが多かったせいか
少しダレてしまった感じがあるのと、日本人のヤクザの手下たちの喋り方が
下手すぎるといいますか、無理して変な喋り方をしているのが気になりました。
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