降ろされた日の丸 [本]


降ろされた日の丸―国民学校一年生の朝鮮日記 (新潮新書)降ろされた日の丸―国民学校一年生の朝鮮日記 (新潮新書)
(2010/07)
吉原 勇

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朝鮮で生まれ、小学生の時に朝鮮で終戦を迎えた
著者の体験、記憶を綴った内容の本でした。

満州など、中国大陸で取り残された人達に関する話は
時折り取り上げられますが、朝鮮に住んでいた人達に
関する話は滅多に取り上げられる事が無いだけに、
とても貴重な著書だと思いました。

日本が統治するまでは、人口が少なく貧しい生活を送っていた朝鮮人が、
日本の敗戦が濃厚になった途端、反日感情を露わにするようになっていった
事だけでなく、米軍兵士の鬼畜としか言いようのない行動なども
記述されていて、怒りが湧いてきます。

でも、全体としてはとても読み易い本になっています。

それにしても、つくづく戦争というのは
「負けたら駄目」な行為だと思い知らされますね。。。
タグ:朝鮮
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