アイヒマン・ショー 歴史を映した男たち [映画]
ナチスの大物だったアドルフ・アイヒマンの
イスラエルでの裁判を描いた映画。
第二次世界大戦後、15年以上に亘って
身元を偽り、結局拘束されたアイヒマン。
ユダヤ人国家になったイスラエルにおいて
裁判にかけられる事になったアイヒマン。
その模様をTVで放送しようとマスコミは
赤狩りで干されていた映画監督まで引き連れて
イスラエルに乗り込むのですが、狂信的な
者達から妨害をされて、、、といった展開です。
この映像によって、強制収容所での実態が
明らかになった実績は大きいですね。
ただ、イスラエルにナチスを裁く権利が有るのか?
といった疑問も同時に浮かび上がります。
大戦中はまだ建国されてはおらず、結果的に
パレスチナから領土を奪った国ですからねぇ・・・。