原発大崩壊！

原発大崩壊！ 第２のフクシマは日本中にある (ベスト新書) (2011/05/14) 武田 邦彦 商品詳細を見る

原発事故関連の本も一つくらい読んでおこうと
思ったので、この本を購入してみました。

ただ、タイミング的に５月前に書かれた内容なので、
メルトダウンの事が著者も分かっていない段階も為、
何の説得力も感じられないのですが・・・。

武田邦彦という著者は以前、【偽善エコロジー】という
痛快な内容の新書本を発表しましたが、今作はイマイチでした。

政府や東電の嘘を指摘して有名になっていますけど、
彼自身も震災直後の頃はＴＶに出て分かりきった事ばかり
言っていたような記憶がするんですけど・・・。
その後はブログで話題をまいているそうですけどね。

この本自体も内容は薄っぺらく、ネタがないのか、
途中から精神論みたいになってしまい、滅茶苦茶です。

問題は、「自分の言っている事は全て正しい」
という思い込みが感じられる事ですね。

「二酸化炭素が多かった古代には、生物は楽しく暮らしていた」
とか、本当に科学者なのでしょうかねぇ。。。

まぁ、読み物としては面白い部分もあるので、
読んで損は無いと思いますけど、お金を払ってまで
読む内容ではありませんね。

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